NPO活動が停滞していましたが、Googleのサポートプログラムにより兆しが見えました。
Google Adwords(オンライン広告)を毎月1万USドル(約100万円分)まで無料で利用できるというものですが、登録時に一箇所問題が生じました。
Ad Grantsアカウントで広告設定をすると「お支払情報の確認」ページに「設定の必要がない」旨表示されるはずなのですが、何度やっても支払情報を求められてしまう。
うっかり入力してしまうと、毎月100万円程度の支払いが発生してしまうそうなので、初めてGoogleサポートに電話をしてみましたが、解決に至らず。(待たされることもなく、とても温かみのある人間的な対応でビックリしました)
その後、いろいろいじってみて分かったことが、
複数のGoogleアカウントを利用している事
が原因でした。
恐らくブラウザのキャッシュが原因だと思うのですが、アカウントを切り替えても他のGoogleアカウント情報があるとダメでした。
Chromeでは複数のGoogleアカウントが登録されてしまっていたので、Googleアカウントが何も登録されていないfirefoxを使ってみたところ一発でOKでした。
以下追記
数時間待っても広告が配信されず、Adwords管理画面を確認すると「アカウントは有効ではありません」の文字が。
あれこれいじってみましたが、毎月100万円の請求が来る可能性もある部分ですので、再度Googleへ電話してみました。(相変わらず1分も待たされませんでした)
アカウントの現在の状況を確認していただき、ワンステップずつ丁寧に教えていただき無事解決に至った内容です。
- Google非営利団体向けプログラムを開いて、ログインされていなければログインする。
- こんな画面が表示されます。Google Ad Grantsに「登録」ボタンが表示されている状態では、まだ申請が終わっていません。
- 指示に従ってAdwordsのIDを入力するとこのようになります。
- 10営業日ほど待ちます。(今ここです。)
Adwordsで広告登録をしたあとに
「おめでとうございます!新しい広告の掲載が始まります。」
というメールが届き安心していたのですが、手動でAd GrantsとAdwordsを結び付けなければいけなかったようです。
Googleのこのプログラムは、システム的にも電話サポートも素晴らしいのですが、縦割りな行政のようで無駄が多く、Googleらしからぬ感じが…。
2018年3月23日追記
Ad Grantsまだ登録に至ってません。
数日前に「AdWords Express アカウントの設定に関するエラーにより、アカウントを有効にできませんでした。」というメールが届きました。
広告のリンク先(ライディングページ)が団体ドメインと異なる場合には「追加ウェブサイト ドメインのリクエスト」が必要と思い、何度か送信しましたが、「AdGrants のお客様 ID が間違っていたか、ID の情報がなかった可能性があります。」というメールが返ってきていずれも不承認。
サポートの人曰く、まだAdGrantsとAdWordsのIDが関連付いていないのが原因では無いかと。なるほど。
団体ドメインと広告リンク先ドメインが異なるので必須だと思っていたのですが、Ad Grantsに登録できないのはこれが原因では無いとの事。
Google Ad Grants 用 AdWords アカウント作成ガイドを再度読み直すと、
- 広告グループは2つ必要
- 広告グループごとに有効な広告が少なくとも 2 つ作成されている
- 広告表示オプションで、広告のサイトリンクが少なくとも 2 つ作成されている
あたりが引っかかっているのかとも思いましたが、AdWords Expressにはそもそも広告グループという概念が無く、これも問題ないとの事。
4~5回電話でやり取りをし(2週間近くかかってます)、担当部署へ聞いてくれたりもした結果、要は「広告リンク先ページの団体紹介に活動内容や紹介をもっと載せる必要がある」との事でした。
ライディングページの団体紹介を充実させて再度登録申請してみました。
2018年4月2日追記
「AdWords Express アカウントの設定に関するエラーにより、アカウントを有効にできませんでした。」というメールがまた届きました。
記載されている理由が変わりました。
【前回】
広告が未承認のウェブサイトに関係しています。詳しくは、Ad Grants のウェブサイトに関するポリシーをご覧ください。
【今回】
広告が、停止中のウェブサイトにリンクされています。団体のサイトが確かに稼動していることを確認し、広告のリンク先を正しい URL に設定してください。この問題の解決方法については、Ad Grants のトラブルシューティングをご覧ください。
停止してませんから。
という思いは抑えつつ、今回のアップグレードされたメール雛形によって誘導された「Ad Grants のお申し込みに関するトラブルシューティング」の該当項目を読むと「ウェブサイトが機能していないとみなされる理由」に「広告で宣伝している団体とその目的についての十分な情報が掲載されていないか、別の団体についての情報が大部分を占めている。」という説明がありました。
前回電話で問い合わせた時に、リンク先ページのコンテンツに団体情報が少ないのが原因という指摘を受けたので、少し追加したのですがダメだった模様。
電話でのサポート担当者が「同様の問い合わせが多くて返事が遅くなる」と言っていたのですが、さっそく雛形に反映されているのはさすがですね。
団体ドメインとは別のドメインにLPを設置していたのですが、問題の切り分けができないので、簡単なLPを団体ドメイン内に設置して再度申請登録しました。
2018年4月27日追記
昨日ようやく承認されました!
承認されるまでに1ヶ月以上かかってしまいました。
電話サポートで聞きながらの試行錯誤で、複数の要因が原因だったと思うのですが、承認される直前に修正した箇所は以下になります。
Adwords Expressの「ビジネス情報のドメイン」がAdGrants登録ドメインと異なっていた。(ランディングページが異なるドメイン下だった時に、追加ドメインで申請したものになっていました)
めでたしめでたし。。。とは、させてくれないニクイGoogle。
AdWords Express広告が表示されない
またまた電話で問い合わせしちゃいました。
が、担当の方も非常に困っていらっしゃって、可能性として以下をあげていただきました。
- 承認されて24時間が経過していないので、まだ表示されていない。
- 「商品またはサービス」→「お客様の業種」を変更してみる。
- 何らかの原因があるかもしれないので、新しい広告を作成してみる。
AdWordsと違って、事業主が扱いやすいようにほぼ全てが自動最適化される仕組みらしいですが、ブラックボックスすぎて手の出しようがありません。
新しい広告を作成して、少し様子を見てみることにします。
Google AdWordsの電話サポートについて
本記事内でも何度か触れてきましたが、いつもとても好感が持てます。
本当にいつもお世話になっています。
毎回解決には至らないんですが、とても人間的で親身になってくれている感がにじみ出ていて満足してしまうという…。
唯一、IP電話のような遅延が気になります。
言葉がよく衝突してしまうんですよね。
それすら、人間味のある対応をしていただいていると、こちらが申し訳なく思ってしまう。
巨大IT企業による人間的な素晴らしい側面にいつも感服するばかりです。