Windows 10 May 2019 Update(バージョン 1903、19H1)がリリースされて1ヶ月程が経ちました。
Windowsの大型アップデートでは毎回トラブルに見舞われるのですが、今回は個人的には良いOSだと思っています。
Windows 10 April 2018(1803)の時には不具合が多く、ディスクドライブを疑いSSDを買い替えてしまいました。
今回は、数台の予備パソコンで試してみて特に不具合が無かったので、先日メインマシンも手動で導入しました。
以下はあくまでも個人的な感想です。
- Windows Updateが軽くなった印象です。
- 全体的な動作がOSインストール直後のパソコンといった感じでキビキビしています。
Windows 10 1903(19H1)へのアップデート方法
Windows 10 May 2019 Update(バージョン 1903、19H1)は、まだ自動配信はされていないようです。
2019年6月上旬からWindows Updateの手動確認で更新ができるようになりましたが、Microsoft Windows 10のダウンロードからもダウンロードできます。
Windows 10 1903は不具合も多数ある模様
以下、Impress Watchさんの情報です。
調査中の問題
緩和策のある問題
- 外付けUSBデバイスまたはメモリカードを接続してアップデートしようとするとエラーが発生する
- Bluetoothデバイスを検出もしくは接続できない
- 夜間モードが適用されない
- 「Intel Display Audio」がバッテリーを過剰に消費する
- 「カメラ」アプリが起動できない
- Wi-Fi接続が断続的に失われる
- AMD RAIDドライバーの非互換性問題
- D3Dアプリケーションおよびゲームが回転ディスプレイで全画面モードに入らない
- 古いバージョンの「BattlEye」アンチチートソフトとの非互換性問題
Windows 10 1903の目玉「Sandbox」
目玉と言われているサンドボックスですが、以前Hyper-Vを試した際にホストの設定をあれこれ変更する必要があり、動作そのものもあまり良くなかったので様子見です。
すでに多くのレビューがあがっていますが、起動や終了が思いのほか面倒な印象を受けますし、起動したWindowsで出来ないことも多いようです。
クリティカルなことを試すのであればVirtualBoxやVMware上にWindows環境を作りますし、ブラウザを開くくらいの気軽さで使えるようになってくれないと、なかなか食指が動きません。
とはいえ、今回のアップデートは私の環境では数台とも問題が発生していないうえに、動作が快適になった印象ですので満足しています。
Windows 10 1903 アップデートは時間が掛かる
アップデートには非常に時間がかかりますので(数時間)、時間的に余裕のあるときに行っておいた方が良いです。
はっきりとは覚えていませんが、1~2時間放置して戻ってきたら25%と表示されていました。
それからも地味にプログレスバーが進み、30%くらいから再起動などの動きが活発になり、ここからは30分程度で終了しました。